ONE STEP-ブログ

佐久島でひきこもり支援している変態のブログです

中学校1年生の不登校の男の子が、佐久島じょえるに遊びに来た話

3週間前にじょえるに遊びに来てくれた静岡の親子が、今回は子ども単身で佐久島に来てくれました(´Д` )❤️

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前回の記事はこちら↓↓↓

http://joyell-sakushima.hatenablog.com/entry/2016/11/15/220634


この男の子はLDと言う発達障害を持っており、ひらがなの読み書きができません。

しかし、会話や計算は普通にでき、むしろどちらかと言うと数学的センス抜群の中学校1年生です。


一緒に3日間を過ごして感じたことは、人間は本当に環境動物で、周りの環境によって本当に変わるということ。


お母さんは一生懸命子育てをしてきました。でも、正しい子供との接し方が出来ずに今日まで来てしまっています。

正しい接し方とは、愛を持って全てを受容し、子供を信じてあげることです。


この子なら大丈夫、この子ならやれると。


ひきこもりや不登校の子どもを持つ親御さんの多くは否定から入ります。

「どうせ無理」という思考で接するのです。


心理学用語で『ピグマリオン効果』というのがあります。

簡単に言うと、この子は天才だと周りの大人が信じ込んで接すれば、本当にそのようになるし、逆もまた然りなんです。

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何年も否定から入る環境で育つと、子どもは自己肯定感が持てなくなります。

自己肯定感は自信の源です。

自己肯定感がない人は自分に自信がありません。

そういう人は、「無理」「できない」「やりたくない」という言葉を多く使います。

結果、何も行動が出来ず、成功体験を積めないので自信がつかないという負のスパイラルに突入するんですね。


そういう状況に置かれているという事は前回きてくれた時にわかったので、今回佐久島に来てくれた彼に我々がやったこと、それはコレだけです。



「今のままで100%なんだって事を伝える」


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我々は彼に一般的に言われるような支援は一切してません。

一応NPOとして若者の自立支援をうたっていますが、自立って支援されてするものじゃないと思うんですよね。


ただ気付くだけ。


自分はこれでいいんだ


自分は出来るんだ


と言うことに心の底から思えるかどうかなんです。


だから、


いっぱい初挑戦をして


いっぱい遊んで


いっぱい食べて


いっぱい寝て


大自然佐久島の中で、いろんなものを感じてもらいました。

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最終日、彼は書けない文字を一生懸命練習し、お母さんとうちの職員にお礼の手紙を書きました。


「ありがとう」


の5文字を一生懸命練習して、手汗をビショビショに書きながら、ボールペンで清書した手紙を渡しました。

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今は静岡の家に帰りましたが、毎日料理を一品作っているそうです。


佐久島での生活で、彼の中では料理をすることに自信がついたんだと思います。


僕らは、彼に、そして同じような境遇に悩んでいる人たちに、今後もいいきっかけをこれからもたくさん与えていけるように、楽しんで行きます( ´ ▽ ` )ノ


困ったら佐久島に来てください、とっても良いところだから。