ONE STEP-ブログ

佐久島でひきこもり支援している変態のブログです

勉強について真剣に考えてみた

僕は大学の頃から、家庭教師やら塾の講師やらでバイトをし、教育学部で教育と心理学を学び、さなる予備校という私塾で、勉強のやり方のいろはを学習して来ました。
教育というものに真剣に向き合い初めてはや10年、まだまだ先輩諸氏の足元にも及びませんが、自分なりの教育論も構築して来ております。

そんな僕なりの「勉強について」をまとめてみました(`・∀・´)

 

長いので、暇な時に読んでください!

 

なおこんな方には読んでほしいです。

☑新米の学校の先生
☑部下の教育に頭を抱えている上司
☑子供が勉強しなくて困ってる親御さん
☑人に何かを伝えたいと思ってる人
☑ヒマな人

では、本編スタート!

 

■目次■

勉強って何?

「勉強ってなんでしなきゃいけないんですか」

僕は小学校4年生の時に、大好きだった先生に聞きました。
先生は

「わからないことがわかるようになるっていう事を経験する為だよ」

って教えてくれました。

中学2年の時、好きだった社会の先生に同じ質問をしました。

「勉強する事で色々な選択肢を増やす為だよ」

って教えてくれました。

今思うと僕はすごく先生に恵まれていたなと思います。
一生徒の為に膝を付き合わせて真剣に向き合って答えてくれました。ほんとはもっと色々な事言われたんだけど、要約するとこんな感じってことね(`・∀・´)


でも、僕自身その答えにしっくり来ないまま大学まで行きました。

ある時、大学2年の時死ぬ気でやっていたインターンシップ期間中、社長にこんな事を言われました。

「笠間、お前は頭が良い。それは周りの人達の協力があって、お前が必死に努力したから得たものだ。俺は高卒で学がないところから始まったから、今凄く苦労している。お前が羨ましいよ。でも、勉強って楽しいな。」と。

その社長はその後、日々の忙しい業務をこなす傍で、週末東京理科大学の大学院に通いMOTを取得されていました。まじで鬼のような忙しさなのにどこにそんな時間があったのか未だに謎。

ただそれで感じたのが、勉強する必要性って大人になって初めてわかるんだなという事。

小学生だった僕や中学生だった僕に答えてくれた先生の回答は今思うと納得できる答えだったんです。

ただ単に当時の幼かった僕には納得できるだけの経験がなかったんです(`・∀・´)


先日僕が、「勉強ってなんでするんですか」ってある生徒に聞かれこう答えました。

 

「幸せな人生を歩む為に、どうすれば良いかを考える力が必要だから」

 

と。

そしてこう続けました。

「料理と一緒で、色んな材料があった方が美味しい料理作れるでしょ?例えば、肉しかなかったら、焼いても煮ても肉しか食べれない。でも、野菜があって魚があって調味料があって、ご飯があると、カレーだって肉じゃがだって天ぷらだってできる。勉強も一緒。色んな知識を身につけて、自分の中の材料になったら、こんな事やりたいなとか、あんな事やりたいなとか、想像できる。自分が何をしたいか、さっきの例でいうとどんな料理を作りたいか、っていうのは手元にある程度材料がないと考えられないんだよ。」

うん、良いこと言ってる俺(`・∀・´)笑
この子料理好きな女の子だったので、料理に例えました。


学年によって違います。その子達が納得しやすい言い回しをするので。

でも言いたいことはただ1つ。
僕が思う勉強ってなぜするのか、

 

「幸せな人生を歩む為に、どうすれば良いかを考える力が必要だから」

 

これに尽きます。

 

勉強しない子と勉強する子の違いとは

「うちの子ぜんっぜん勉強しないんですよ」っていう相談をよく受けます。

そりゃそうだ(`・∀・´)

だって部活やって帰ってきたらクタクタだし、ゲームのが面白いし、漫画読むほうが楽しいもん。

でもお母さん達がそうやっていうのは、クラスに必ず、ちゃんと勉強してる「勉強できる頭の良い子」がいるからなんです。


じゃあ、そのクラスに必ずいる、勉強をする子は、ゲームや漫画の誘惑に勝てない子と何が違うのか?

そこに迫ります!!!


違いその1. 【家庭内の基準の差異】

勉強する子って、勉強っていうものが身近にあるんです。それは、お父さんやお母さんが何かを学んでる姿を近くで見てるから、それが《当たり前だ》と思っている。一方で、うちの子勉強しないって言ってる家庭はほぼ親が勉強してる姿を子供が見ていないんです。
してるかもしれませんが、それを子供が見ていないんです!!!
だから、子供に勉強させたい親は自分が勉強すればいいんです!
しかも、それを楽しそうにやればやるほどいい!!

 

違いその2.【子供を天才だと思ってるかどうか】

「うちの子はバカだから全然ダメで...」「うちの子はほんとできないんで...」そんな子供を否定する言葉をよく聞きます。
お母さんやお父さんは一生懸命子供に幸せになって欲しいと期待をして、勉強して欲しいと思って、いろんな働きかけをするんですが、それに答えてくれないのでついついイライラしてそういう言葉を言っちゃうんですよね。
勉強できる子の中には無理やり勉強をやらされている子もいますが、中には自分から勉強する子もいます。
楽しそうに勉強してます。
そういう子は、親が自分の子は天才だと思ってる。もっというとそう思い込んで色々な働きかけをしてるのです。

面白い事例があります。
アメリカのジュニアハイスクールのあるクラスに、1人の男がやってきました。
その男は担任の先生と生徒の前でこう言います。

「僕はスタンフォード大学で子供の潜在能力について研究しているのだが、今日は君たちの潜在能力について話をしよう!」

そう言ってしばらく話した後、ゲームをやったり授業をやりながら楽しく過ごします。
その後授業が終わり、その男がクラスを出て行く前に担任の先生にこう言いました。


「あの子とあの子は凄いポテンシャルがあるので、非常に将来が楽しみです」と。

翌年、その男はもう一度学校にやってきます。
そしてあの時の担任を呼び出して聞きました。

「僕がポテンシャルが凄いと言ってた子達はあれから成績どうなりましたか?」

担任は答えます。

「さすが教授ですね。あの2人はあれからどんどん成績が上がり、学年でもトップクラスになりましたよ!」と。

でもこの教授、実は潜在能力の研究なんてしていなかったのです。この教授の専攻は心理学。
教える側の思い込みが、教えられる側にどのような効果をもたらすのかの研究でした。

これをピグマリオン効果っていいます。

教師や親など、その子供に教える人の期待が生徒の成績に影響を与えるのです。

これは逆もあります。

つまり、うちの子はほんとできないんで...って思ってるとほんとにできなくなるんです!

「うちの子は天才だ」と本気で思えるかどうか、それが実は重要な要素なんですね(`・∀・´)

つまり、勉強をする子供になって欲しかったら

 

①親であるお母さんお父さんが楽しそうに勉強する姿を子供に見せる
②自分の子供が天才だと心の底から信じる

 

だけなんです。
これで明日から勉強しない子は世の中からいなくなるな(`・∀・´)笑

 

モチベーションって何?

よくモチベーションって言葉使いますよね。
そもそもモチベーションって何?っていうところからお話していきます。

モチベーションとは、「人が何かをする際の動機づけや目的意識」です。

例えば、テストで80点以上とったらゲームを買ってあげるとお父さんから言われた子供は、「ゲームを買ってもらう」という動機づけによりテスト勉強を行います。
こう言ったご褒美や外部評価を動機づけに使うことを外発的動機づけといいます。
一方で野球が上手くなりたいと一生懸命練習する子は、「上手くなりたい」という思いが動機づけになり、野球の練習をするわけです。
この場合、内から出てくる「上手くなりたい」という思いが動機づけになっているので、これを内発的動機づけといいます。


勉強を自ら楽しんで継続的にやれる子は、ほぼみんな内発的動機付けによるものです。
つまり内発的動機付けで勉強をやれると、一生学ぶことが楽しめます。
しかし、いきなり内発的動機付けをできる子なんてほとんどいません。

これにはポイントがあるんです!

それは、「勉強以外の何か」で内発的動機づけによる学習を経験することなのです(`・∀・´)

例えば、ちっちゃい頃に電車の図鑑が好きで電車博士と呼ばれるような子供を見たことはないですか?
東大や京大に行くような子の多くが、小さい頃、○○博士だった経験を持ってるんです(`・∀・´)

昆虫図鑑でも宇宙の天体でも、なんでもいいんです。とにかく覚えると詳しくなって、【楽しい】って思える。これが大事!!
スポーツでもいいです。

もっと上手くなりたいっていう思いから、いっぱい練習して上達したことがある子は自発的に勉強する素地が大いにあります。

「もっと知りたい」とか、みんなを驚かせたいとか、詳しくなってお母さんに説明したいいとか、上手くなりたいっていう、内発的動機づけによって学習して行く過程を経験すること、これが自ら勉強をする為に必要なことなんですね(`・∀・´)

まとめると、勉強を自ら楽しんでやれる子になる為に

①勉強以外の何かに没頭させる

②その状態を気持ちいいと思えるように褒めてあげる(例:○○君は昆虫博士だね!!っていう言葉がけをして、知識を身につける事に快感を覚えてもらう)

③内発的動機づけによる学習が快感だと思えるようになる

④勉強にそれを転換する

という流れです。

この③から④を上手に促すのが、親であり、学校の先生や塾の先生になるかと思います(`・∀・´)


伝えると伝わるには越えられない壁がある

さて、ここからは勉強を伝える側のお話です。
僕はさなる予備校という塾で3年半教師をしておりました。
その中で様々な事を学んだのですが、その中でも1番今学んで良かったと思うのが、「伝える力」です。

 

私塾は学校と違い、授業が商品です。

子供たちが聞きたいと思える授業が出来ない教師は教壇に立つ資格がありません。

その為、研修期間の間に物凄い密度のプレゼン能力アップが行われます。

これで脱落者が出てしまうほど。

でもそれを乗り越えると、面白いくらい子供たちが話を聞いてくれます。

子供は大人と違って空気読んだりしないので、授業がおもろいかつまらんかは反応を見れば一目瞭然。

そんな世界で培ったノウハウを一部ご紹介します。

 

授業やプレゼンが上手になりたいとか、人前で堂々と喋れるようになりたいっていう方はたくさんいるかと思います。
僕もよく、どうやったらそんなに上手に話せるんですか?って聞かれます。

僕が思う「伝わる伝え方」の原則をここに書き記したいと思います。
これは一対一でも一対多でも使えるテクニックです。
これができると、子供が自ら進んで勉強をします!
学校の先生には絶対見て欲しい内容です!!

 

 

伝わる伝え方の極意

その1. 内から溢れ出す感情で喋る

その2. 距離感を測る

その3. 表情を変える

です(`・∀・´)


1つづつ解説していきますね。

 

【その.1 内から溢れ出す感情で喋る】
何かを話す時、「次なんだっけ?」って考えながら話している人はスピーチレベル-100です(`・∀・´)笑
まず話す内容を、本番同様の状態で30回音読してください。
考えなくても言葉が出るようになったら、レベル1にアップ!!!その状態が人前で話す時の最低条件です。
もっと言うと、喋りたくて言葉がどんどん出てくるって言う状態が、1番聞き手に伝わりやすいのです!!

 

【その2.距離感を測る】
オーディエンス(話す対象の人達)との距離感を測る作業は絶対に必要です。
それをせずに話すと、大学の講義みたいな、だーれも聞いてないのに教授が1人で喋ってると言う状況になっちゃいます(`・∀・´)

よく講演会なんかに行くと「今日朝ごはん食べた人?」みたいな、ほぼみんな当てはまるであろう質問をして、オーディエンスに挙手させる場面を見たことありませんか?
オーディエンスを動かすことで、今自分とオーディエンスがどのくらいの距離かを測るのです。
オーディエンスが全員参加している状態が、理想的な状態です。

オーディエンス自身に参加してもらう方法は他にもあります。
例えば、隣の人とペアになって〇〇をしてくださいなどの、アイスブレイクと言われるアクションです。

僕がやるのは、自分の自己紹介をしながら、共通点を探すための質問です!


例えば、「僕AB型で天才気質のカリスマなんですけど、同じAB型だよーって方は挙手!!」とか言いながら聞いちゃう(`・∀・´)


これのいいところは、自分の自己紹介ができる上に、自分と一緒だって思ってもらうことで、距離感がぐっと縮まるとこ。

喋る前に、オーディエンスを整えるのはすごく大事ですね!

 

【その3.表情を変える】
これは「その1」とも関わってくるんですが、話の中にスピーカーの喜怒哀楽があるかどうかってすごく大事なんです!!!
喜怒哀楽が入るためには、「その1」が出来ていないといけないので、セットで考えるものになりますね(`・∀・´)
「起承転結」の「起」は徹底して「楽」でいきます。
オーディエンスをワクワクさせる。
その後、「承」と「転」に「喜怒哀」をいれて話に動きをつけます。
そして最後の「結」は「情熱」です。
想いを最後にぶつけちゃう。
終わりの印象がその話を印象付ける要因となるので、最後に熱い想いを話す。

これができれば、授業中にスマホいじったり、寝たりする生徒が減るのになーと思う今日この頃な訳です(`・∀・´)

 


人生を豊かにする勉強


社会に出てから必要な能力は何ですか?と聞かれて、皆さんは何と答えますか?

僕はこの2つをあげます。

 

【解決力】【創造力】

 

教育改革実践家の藤原和博さん風に言うと、【情報処理力】と【情報編集力】
です。

何か問題が起こった時に、それを解決するルートを検索し実行する力が【解決力】

正解がない問題に取り組む時に、今ある材料から最適解を生み出す力が【創造力】

これって勉強をすることで身に付けることができる部分もあれば、実生活や部活動なんかで身につけて行くものもあります。

つまり何が言いたいかと言うと、勉強が全てじゃないってこと。

勉強しないからダメなわけでもないし、テストで赤点とったら人生終わるわけでもない。

何で勉強するのか?

「幸せな人生を歩む為に、どうすれば良いかを考える力が必要だから」

です。
幸せな人生を歩むことが目的なのであれば、もっともっと豊かな人生を歩むためにやることがあるんじゃないかと思うわけですよ(`・∀・´)


こんな事を思いながら、日々佐久島で離島暮らししております(*´Д`*)

みんな会いに来てね❤

 

若者自立支援塾ONE STEP|ニート・ひきこもり・不登校の支援団体